得する豆知識
お部屋の申込から引越しまで
- 礼金と敷金って何のお金?
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礼金とは文字通り、家主さんに対するお礼的な意味合いのもので、一般的に退居時には返還されません。
敷金とは契約に関する保証金と同じ意味合いです。
おおよそ家賃の2~3ヶ月分位のところが多く、この中から退居時に費用(部屋の破損、汚れ等)を引かれて返還されます。
退去時の事も考えて、お部屋はできるだけきれいに使いましょう。
- 月の途中で契約した場合家賃はどうなるの?
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月の途中で契約が始まる場合、その月の家賃は日割で計算されます。
しかし、退居の場合は日割計算をしないのが一般的です。
物件によっては、お部屋の原状回復のために何日か前に退居しなければならない場合もあります。
退居、引越は余裕をもって計画しましょう。
- 更新料(再契約料)はいつ支払うの?
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契約時に取り決めた契約年数の満了日までにお支払いが必要となります。
通常、家主様もしくは管理会社より契約更新の案内が届きますので、所定の方法に 則ってお支払います。
- 入居時に必要な手続きって?
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引っ越し当日までにすませておきたいのが、電気、ガス、水道の手続き。
これらを忘れると大変です。
早めに管轄の各営業所にて手続をしましょう。
ガス開栓には立ち会いが必要となり、器具の購入時には、事前に都市ガス、天然ガス、プロパン等を確認しておくと確実です。
電気は関西では60Hzとなりますので、切り替えが必要な場合はお近くの電気店で修理してもらいましょう。
お部屋探しから入居までの流れ
- 1.まず希望条件
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「場所」「間取り」「家賃」はもちろん、「設備」や「構造」など、こんな部屋が・・・という希望はいろいろあるはず。ただ漠然と探しにいくより、まず、ある程度希望を固めてみましょう。
「これだけはゆずれない」ポイントを2、3に絞っておくとお部屋探しが上手くいきますよ。 - 2.ネットでお部屋探し
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今やお部屋はインターネットで探す時代です。
たくさんの物件からご希望のお部屋を簡単に探すことができます。
人気物件は競争率が高いため、こまめなチェックを心がけ、ご希望の物件が見つかったらなるべく早く不動産会社に連絡しましょう。
- 3.電話やメールでコンタクト
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希望のお部屋を見つけたらすぐに次の手を。
直接電話で問い合わせるか、サイトからメールを送りましょう。
素早い行動が希望のお部屋をゲットできる近道です。
惜しくも希望のお部屋が無くなってしまっていても、不動産会社には最新の情報が毎日入ってきますので、より希望のお部屋に出会 えるかもしれません。
- 4.行く!聞く!見る!
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お部屋は必ず自分の目で確認しましょう。
外観・共用部分・清掃状況など地図や間取図だけではわからないポイントもチェック。
最寄りの駅からの徒歩時間や携帯電話などの電波状態のチェックもお忘れなく。
- 5.いよいよ契約
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お部屋が気に入ったら条件を再チェック。
不明な点はとことん確認しよう。
契約時には必要書類をすべてそろえ、契約書を十分確認してから署名・捺印すること。
トラブルを未然に防げます。
- 6.さあ、入居
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契約が完了すれば、いよいよお引っ越し。
転出・転入届や電話・ガス・電気・水道等の連絡も忘れずに。
お引っ越しが終わったら、両隣と上下の部屋へのあいさつをお忘れなく。
共同住宅の暮らしのマナー
共有スペースのマナーについて
基本的に自分の部屋以外は共有のスペースという意識を持ちましょう。
自分の部屋の前やベランダなども共有スペースとされているので、物を置くのはなるべく避けるのが無難といえます。
エントランス及び郵便受け
たとえ自分の部屋の前でも、廊下は共有スペースです。
そこに古新聞、ゴミ、子供用の自転車など放置することは禁止されています。
美観を損なうだけでなく防火や防犯上のリスクも高くなるため、荷物が増えてしまった場合は、管理会社等に相談しトランクルームなどを契約しましょう。
ベランダ
通常は共有スペースとみなされる場所ですが、入居者にとっては個人的なスペースでもあります。
近年は禁煙化の流れから、ベランダでの喫煙が増えていると同時に煙や吸い殻による苦情も増加しています。
お互いに気持ちの良いマンションライフを過ごせるよう、注意しましょう。
ペットについて
ペット不可のアパート・マンションで、ペットを飼うのは契約違反です。
居住者の中にはペット禁止の物件を選んでご契約されている方もおられます。
従って、契約違反を理由に退去しなければならなくなるケースもあります。
お部屋を探される時に、将来ペットを飼う可能性があるかをよく考えた上で、お部屋探しをされることをおすすめします。
ゴミのマナーについて
増えつづけるゴミは今や深刻な社会問題。
住みよい環境を保つためにも、一人ひとりのゴミに関する正しいマナーが必要です。
そこでゴミの収集日、分別など、ゴミに関する基礎知識やゴミを出さない暮らし方などを紹介します。
曜日・場所・袋の種類を守る
ゴミを入れる半透明の袋、紙袋などは各自治体により異なるので、引越先ではご近所や管理人さんへのあいさつに行った時などに聞いておくといいでしょう。
またゴミの収集日や場所についても詳しく教えてもらい、不燃ゴミ・可燃ゴミを出し忘れないようにしましょう。
ゴミは不燃と可燃を正しく分別
すっかり定着しているようにみえるゴミの分別ですが、どれが不燃ゴミか可燃ゴミなのかわからないという人も多いようです。
不燃ゴミ、可燃ゴミ、そして粗大ゴミ、有害ゴミの区別をきちんと理解することが、安全なゴミの処理やリサイクルにつながります。